山口県下関市には海流の影響でたくさんの海洋ゴミが漂着しています。
ゴミ拾いの活動は我々海響館も毎年行っていますが、人々のこの問題への意識はまだまだ高くはありません。
そこで、海洋ゴミから楽器を作り出し、人と海のいきものたちが共に響き合う交響楽団、下関海響楽団を設立しました。
「響」という名の通り、海響館は音を通じて人々と海を結びつけることをコンセプトにしています。
「海響楽団」の設立は、海響館の新たな一歩であり、環境問題への認識を深めるきっかけとなることを目指します。
海の生き物を歌にした
「海響曲」公開中!
楽団の今年の活動は、
生き物のことを歌ったクラシックメドレー。
ゴミ楽器による演奏に乗せて、
合唱団が生き物たちの雑学を歌う!?
ゴミ楽器演奏:海洋ゴミ楽器集団 ゴミンゾク
合唱:福岡シンフォニック合唱団
編曲・合唱指導:今釜亮(イマガマリョウ)
feat.ゴミ楽器:ボトルウィング、
大太鼓、小太鼓
feat.ゴミ楽器:五味線、ポリタンク
feat.ゴミ楽器:ポイステッキン、
サンポーニャ、オーシャンドラム
feat.ゴミ楽器:プラチックギター
feat.ゴミ楽器:魚頭琴
ゴミ拾い、楽器製作、練習の様子を追ったメイキングムービーも公開しています。
完成に向かってどんどん盛り上がっていく、クレッシェンドなコンテンツをご覧ください。
下関市にある海岸の清掃を行いました。集められた大量の海洋ゴミ。
日本だけでなく、海外からも漂着しているようです。楽器に使えそうな素材は見つかるのでしょうか。
海洋ゴミから楽器をつくるために、下関市の子どもたちとワークショップを行いました。
素材は、牡蠣の養殖用パイプ。これは山口県にもたくさん漂着しており、問題にもなっています。